こちらは創業が昭和55年という相当に歴史のあるカレー屋さんで、確か自分でも大学時代に1度食べに来たような記憶があるのですが、味の事なんかすっかり忘れているので、実質的には初訪問です。
食べ歩きサイトを始めてすぐのころから、いつかは再訪しないとなあと思っていたのですが、気がつけばもう15年以上の月日が経っていました(笑)。
でも、今では貴重とも言えるウォールナットのような濃い褐色の木材が主体の、格調高い内外装は全く変わっていませんね。
お値段はレギュラーメニューのカツカレーで1200円と、カツなどのトッピングを合わせると簡単に4桁行ってしまうので、ちょっと高く感じるとは思いますが、ランチタイムだとビーフカレーや日替わりカレーが格安でいただけます。
そしてもちろん私のオーダーは600円のビーフカレー。
濃い茶色のルーは、少しビターなルー、セロリや玉ねぎなど香味野菜の甘み、トマトの酸味、ビーフの旨味のバランスが良く、大阪カレーにありがちなベタッとした甘さが無いのが好印象。スパイスも単なるカレー粉ではなく、独自のブレンドっぽさを感じます。
ライスも一見すると少なく見えますが、皿が大きいのでボリューム的にはしっかり。柔らかい牛肉の角切りも3個入っていてとてもリッチな味わい。
卓上にはらっきょう、福神漬、辛味スパイスが置いてあって自由に使えます。
他のメニューが高いので本サイトに載せることは無いと思いますが、欧風カレーとしては非常にレベルの高い老舗だと思います。どうもご馳走様!
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