先週末に、身内が急に亡くなって週末はお通夜と告別式でバタバタしておりました。
頼んだ葬儀社では、通夜振る舞いと精進落としに老舗の仕出し屋である「木乃婦」の料理を使っておりました。
木乃婦は、室町あたりの呉服屋筋のご贔屓として知られており、ウチの次女のお食い初めもこちらで行ったんですよね。
普段は激安B級グルメ店を漁っている身ではありますが、そういった人生の節々で、仕出し屋さんが出てくるところが京都人の暮らしなんだなと改めて実感しますな。
特にお品書きがあったわけではないので、料理1つ1つについて説明は出来ませんが、鯛の子を葛で固めたものと里芋、湯葉の煮物、川魚の煮物、ごりっぽい佃煮など、京都らしい料理が並んでおり、しんじょとしめじ、カイワレが浮かんだお吸い物も香り高く美味しかったです。
この3日間は、段取りや準備で本当に大変でしたが、精進落としの料理が美味しいと少し報われた気分になりますな。どうもご馳走様!
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