京都市左京区の北白川、天下一品総本店のちょっと北側から、山側へ100mほど上がった場所にある一軒家の洋食店。
観光メディアには必ず掲載されている有名店で、土日なんかは凄い人気で行列が当たり前、駐車場は常に満車という人気のために、ずっとスルーの対象でした。
今回、平日の午後に野暮用の打ち合わせがあり、午前は空いていて天気もさほど暑くなかったので、実家の自転車を漕いで行ってみる事に。
11時半の開店直後でしたが、既に駐車場はほぼ埋まり、中に入ってみると7割程度のお客さんが入っていて、平日でアクセスも悪い場所とは思えない人気ぶりです。
日替わりランチが1000円と安いのですが、今回の料理はポークソテーらしく、どうせならドミグラスソースがかかっている料理が良いなと思い、思い切って税別1470円のビフカツ定食にしてみました。
まず、こちらの名物なんでしょうか、どんぶりに入った豚汁が出されます。中身は豚肉、大根、ニンジンなどで、出汁感はあまり無くて味噌も普通。
そしてビフカツが登場。大きさは大人の手のひらサイズでなかなか大ぶりで立派ですが、揚げ焼きで調理したようで、肉と衣がかんたんに剥がれてしまい、下側の衣は冷えてベチャッとしています。肉はレアに仕上げられて柔らかいですが、肉自体の温度が冷たいです。
ドミグラスソースは、ワインが効いていて程よくビター、甘さが控えめなのが私好み。量がたっぷりかかっているのも嬉しいですな。
付け合せは、ポテサラとキャベツ千切り、トマト、レタスでどうという事も無し。ご飯は平皿ですが、豚汁を付けるなら茶碗に盛って欲しいですよね。
コロナでも大きなカウンターにはツメツメで座らされますし、料理には雑なところがあり、接客も声をかけたのにスルーされたり、見かけは素敵な一軒家レストランだけど中身はある意味大衆食堂。値段が値段だけに、再訪は微妙なところでしょうかね~、どうもご馳走様!
コメント
ずっと前から課題店リストに入ってるんですが、こばやしさんの評価としてはイマイチなようですねえ。書かれている内容だと、わざわざ行くよりも、近くに行く機会があればちょっと試しに程度にしといたほうが無難ですなあ。
まあ人気店だと最初から色眼鏡をかけてしまう天の邪鬼なので、厳し目の評価になっているのかもしれませんが・・・ドミグラスソース自体は美味しかったですよ。