箱根の湯河原という首都圏から離れた場所にありながら、早朝から整理券を求める人が耐えない超人気店「らぁ麺屋 飯田商店」。
それが大丸京都店の催事にやって来るという事で、ちょうどGWの前半と重なるので行ってみようかなと思ってました。
しかし木曜日、実家で測量技師さんとの立会いがあり、朝イチで京都へ行かないといけなくなり、その用事が終わってからダメ元で立ち寄ってみる事に。
午後から仕事だったので大行列だったら諦めようと思っていたのですが、整理券を求める人がちょうど途切れたところで、60番代のチケットをゲット。
番号の進み具合はスマホで確認できるようになっていて、数字の進行を見ると席の回転も早くて間に合いそうな様子だったので、そのまま待って食べる事にしました。
メニューは醤油らぁ麺と塩つけ麺があって迷いましたけど、さすがに1杯に1300円を出すのは抵抗があり、980円の醤油らぁ麺で。
まずスープを飲んでみると、地鶏の鶏ガラと丸鶏の旨味がドーンと押し寄せ、ほのかな酸味のバランスも良くて非常に美味しいです。かなり多めの鶏油が浮かんでいるのですが、全くしつこくなくサラッとした口当たりで、いくらでも飲めてしまえます。
麺は、平打ち気味の細麺で、ツルツルとのどごしが良く、細いのに伸びもあって気持ち良い食感ですが、ちょっと柔らかめで好みが分かれるところ。
チャーシューは焼いた豚のもも肉とロースのレアが使われていますが、ロックンビリーS1の時も思いましたけど、ロースはスカスカした感じになるのであんまり好きじゃないかな・・・穂先メンマはまあ普通ですかね。
いや~、このラーメンはとにかくスープが主役ですな。鶏と水だけのスープは、はなぶさやロックンビリーS1、とうひちでも食べましたけど、こちらのレベルが一段上だと思います。
ただ、ここでも何度か書いていますけど、私がラーメンに求めるのはこういう世界じゃないんでね・・・煮干しオンリーとか、鶏だけとか、確かにそれは究極なのかもしれないけど、自分的にはそういうラーメンは一度味わえば十分だったりします。
こういった限界領域の世界で、名古屋コーチンと大和肉鶏、天草大王との違いがどうとか、そういう部分を追求するのはラーメンマニアさんにおまかせしたいと思いますし(笑)。
もし物凄く気に入ったら、別の日に塩つけ麺を食べに来ようかと思っていたけど、この世界感についてはこれで満足したので別にいいかなと。でも貴重な体験をさせていただいたので、来て良かった事は間違いありません。どうもご馳走様!
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