いや今回はメニューの編成に苦労しました。
何しろ、会場のサンシビック尼崎がクーラーの故障で復帰の目処が立っておらず、揚げ物はもちろん蒸し物や、チャパティのように長時間コンロを使って焼く作業も出来ればパスしたい。
さらにいつもビリヤニの調理を担当する王子氏が不参加で、ビリヤニだけは調理に慣れてない人に任せるのは危険過ぎるので、私が担当しないといけません。
となると、かなり作れる料理が限られて来ます。そこで、いっそメニューを減らして調理時間を1時間短縮し、その代わりビリヤニに加えてワタリガニのプラオを作る豪華版にする事で、暑さと調理の問題を一挙に解決する事を目指しました。
ただ、やっぱりビリヤニに付きっきりになってしまった事で、ゆで卵をスパイスで焼き付けるはずの料理が崩した卵になってしまったり、プラオの火加減がちょっと上手く行かず、少しボソッとした仕上がりになってしまったのが残念でした。
また、会場に来てみたらクーラーがいつの間にか直っていて、効きが悪いのは相変わらずですが、これなら時短せずにもうちょっと品数を増やしても良かったかなと・・・
その代わり、ビリヤニは自分が最初から最後まで集中して手掛けたのもあって、ほぼパーフェクトな仕上がり! ビリヤニの美味しさを堪能していただけたのではないかと思います。
ではメニューの解説です。
A.ミルチ・カ・サラン
ハイデラバーディ・ビリヤニには付き物の、ゴマとピーナツを使ったマサラでししとうを煮込んだカレー。
B.南インド風グリーン・チャットニー
ココナツとミント、香菜を使ったビリヤニ向けのチャットニー。
C.オニオン・ライタ
これもビリヤニのお供、赤玉ねぎと青唐辛子のヨーグルト和え。
D.サブダナ・キール
小さいタピオカを牛乳で煮込んだ甘いデザート。
E.ナスのヴェプドゥ
ナスをココナツのマサラで炒めたアーンドラ料理。
F.かぼちゃのマスタード炒め
かぼちゃをマスタードを使ったペーストで炒め煮したアーンドラ料理。
G.卵のマサラ炒め
本当はゆで卵のスパイス焼き付けだったのですが、卵が崩れたので料理名変更(笑)。
H.ハイデラバーディ・チキン・カッチ・ビリヤーニ
生の骨付き鳥を使い、米と一緒に炊き上げたカッチ式の本格的なビリヤニ。
I.ワタリガニのプラオ
ワタリガニとトマトのマサラで炊き上げたご飯。インド式ピラフ。
K.ビーツのピックル
ビーツをマスタードオイルとビネガーで漬け込んだインド式ピクルス。
今回は全部で10品。揚げ物、粉ものが無かったので最後はちょっと時間が余ってしまいましたね。
次回は9月29日(日)開催予定。おそらくスリランカ料理を作ることにします。時間も通常運転に戻りますので、よろしくお願いします!
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