上新庄にある豚骨ラーメンの名店、「博多とんこつ天神旗」で、不定期で提供されていた「博多ちゃんぽん」。
いつしかメニューに載らなくなって残念に思っていたのですが、近くの内環状線沿いにあったつけ麺専門店の「親富考」跡地に、「大鶴ちゃんぽん」としてちゃんぽんを専門に出す店をオープンされました。
メインメニューは、博多ちゃんぽん(900円)と、博多ちゃんぽん味噌(1000円)があり、ノーマルは以前に食べた事があったので味噌の方にしてみました。本店で出していた頃より値段がアップしたのは仕方ないですかね~。
ちゃんぽんは以前と変わらず、どんぶりになみなみと濃厚豚骨スープが注がれ、その上に炒め野菜がこれでもかと盛られています。
横から撮った写真だとこんな感じ。しばらくは麺までたどり着けず、野菜だけを延々と食べさせられる事になります・・・(^_^;)
普通のちゃんぽんだと、野菜が9割5分で肉やかまぼこがちょろっと、という構成なんですが、こちらのちゃんぽんは肉も相当な量が入っていて、肉野菜炒めを食べている気分になります。
ようやく発掘した麺は、ムチッとした本格的なちゃんぽん用の太麺。スープはまごうかたなき天神旗のDNA、豚骨臭さ満開の濃厚スープで構成は万全なのですが・・・
個人的に残念だったのは、野菜の炒め方がちょっと雑で、ところどころ黒焦げになった部分があったのと、味噌がかなり甘めでしつこく、凄まじいボリュームもあって後半は食べ進めるのに苦労しましたね。
あと独特の豚骨臭が店外にも流れていて、これは大丈夫なのかと思っていたら、案の定公式インスタで近隣からの苦情で、臭気対策の工事で一時的に店を閉めるとのアナウンスがありました。
現状ではクォリティ的に本店で出していたレベルよりやや落ちた状態ではあるものの、貴重な豚骨ちゃんぽんがいただける店なので、何とか調理レベルも臭い対策も向上させての復活を願いたいものです。
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