「いもぼう平野家本家」@円山公園 京都300年の歴史を誇る名物料理

和食
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先週は身内の四十九日法要があり、墓地への納骨の帰り、お斎として予約したのが円山公園の中にある「いもぼう平野家本家」さん。

海老芋と棒鱈を煮込んだ「いもぼう」という京都の伝統料理を売りにしている料理屋さんで、実に300年の歴史があるそうです。

「いもぼう平野家」と名がついた店が、本店と本家の2つが並んでおり、本店のほうが古くて本家と呼ばれる店は、もともと支店だったのが独立した格好になったようですね。ちょうど餃子の王将と大阪王将のようなものでしょうか。京都では良くあるパターンですな(笑)。

店内は店を入った手前にテーブル席、奥に広い座敷席、さらにその奥にはふすまで区切られたお座敷があって、今回は法事なのでお座敷を予約しましたよ。

お願いしたのは2750円の「雪御膳」。

いもぼう、とろろ海苔巻、こんにゃくの白あえが入った小鉢、梅椀(吸物)、ごはん、お漬物という内容。

いもぼうは、叩いてほぐし、水で戻した棒鱈と、ねっとりとした海老芋がこっくりと煮込まれ、意外とあっさり上品な味わいがいかにも京料理といった風情です。

他の料理も、いもぼうを邪魔しないように薄味で整えられ、バランスが考えられていますな。

まあぶっちゃけ根っからのB級舌なワタシからすると、コストパフォーマンス的にどうかなと思わないでもないですが、お座敷の雰囲気が良かったので場所代と思えばOKですかね。どうもご馳走様!

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