今回、自分的ステーキブームの嚆矢となった、千鳥橋の住宅街にポツンと佇むステーキハウス。
今度はまだ未食だったサーロインステーキをいただきにやって来ました。
自宅の1階を利用した店内は、ヤシの木風のビーチサイドバーが再現されており、フロアの片隅にはオーストラリア・ニュージーランド産の牛肉を寝かす、氷温熟成庫まであるこだわり様。
まずはアピタイザーとしてオーダーした、ベーコン入りのシーザーサラダ(700円)。中にはグリルされた厚切りのベーコンがこれでもかとぶち込まれています。シーザーサラダにかけられたガーリックソースと、おろしたてのパルミジャーノチーズとの相性も抜群。
そして、きちんとサーバーを管理されているんでしょう、サッポロ生ビールの美味しさは特筆ものです。
300gのサーロインステーキは、いつものように肉塊から切り出して室温になじませ、チャコールグリルで焼いたあとは保温袋に入れてしばらく落ち着かせ、熱した鉄板に乗せてサーブされます。
前回のリブロースは若干火が通り過ぎてましたが、今回の焼き加減は中が美しいロゼ色でパーフェクト。ナイフでカットすると肉汁がほとばしり、肉味は少し淡白ですがしっとりジューシーで旨し。
選べるソースは、和風オニオンソースにしてみました。炒めた玉ねぎと醤油ベースのタレをミキサーにかけた感じで、日本人の舌に合いますな。
赤のグラスワインもいただいて、お会計は4200円。ブロンコビリーで同じ重さのサーロインを食べると、肉だけで3300円する事を考えたら極めて格安。
こんなロケーションで、ここまで凝った内容でこの値段は、完全に商売を度外視して(?)趣味に走りまくったお店。その恩恵にあずかれるのはラッキーというしかありませんなあ。どうもご馳走様!
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