あまから手帳の3月号巻頭にも載り、今後ますます人気が出てきそうな「食生々」さんのランチ定点観測。
この日は、普通の人がメニューの名前を見て誤解するであろうナンバーワンといえる料理が登場、こりゃ食べないわけにはいかないなと思ってランチに参戦。
「水煮肉」という字面を見ただけだと、いかにもあっさりと水炊きのような料理が出て来るかと思いきや、実は肉を茹でるまではその通りなのですが、そこから豆板醤のスープをかけ、一面にふりかけた唐辛子に熱したラー油をぶっかけるという、四川料理の中でも極悪クラスに激辛な料理なんですよね～。
そのせいなのか（？）、今回は珍しく店頭に客待ち無し。スムーズに着席して予定通り水煮肉のランチをオーダー。
四川料理がメインとは言え、割と日本人向けに大人しくデチューンされた料理が多いこちらですが、水煮肉ともなると一面に唐辛子がぶっかけられた刺激的なルックスをしております。
副菜は豆腐のザーサイがけ、生姜風味のスープ、おかわり自由のご飯、そして杏仁豆腐。
食べてみると、確かに唐辛子の辛味と花椒の香りのアタックが来ますが、見た目ほどには凶悪ではなく、ラー油の量も控えめなので、そんなに「辛い！」というほどではありませんな。
豚肉の下には、豆もやしとアラメのような海藻を細切りにしたものが敷かれていて、スープの旨味がじんわり来ます。
多分不人気だったんだろうな～とは思いますが、これに懲りず、これからも珍しい料理をランチに出してきて欲しいですな。少なくとも私は食べに行きますので（笑）。どうもご馳走様！
コメント