一昨日から始まった、阪急百貨店うめだ本店の「春の九州物産大会」。
イートインに豚骨ラーメンの店もあったのですが、それより個人的に気になったのが奄美大島の郷土料理である「鶏飯」。
読み方は”とりめし”ではなく”けいはん”で、中身も鶏肉を炊き込んだご飯では無く、ご飯の上にほぐした鶏肉や錦糸卵、椎茸などを載せ、鶏のスープをかけて食べるものだそうです。
料理自体は前から知っていましたが、本式の鶏飯を食べたことが無かったので、良い機会だと思って昼休みにダッシュして来ました。
ラーメンの方は行列が出来ていましたが、こちらは待ち時間なしで入店可。メニューは850円の鶏飯単品と、1250円で豚の角煮がセットになったものがありましたが、当然ここは単品でオーダー。
ご飯の上には、エビ、桜島どりの胸肉、干し椎茸の甘煮、錦糸卵、パパイヤの漬物、海苔、ネギが綺麗に並べられています。小さい入れ物には豚味噌がちょっぴり。
しかし彩りのためなんでしょうが、寿司用の薄いペラペラのエビ必要かなあ？（笑）
これがスープをかけたところ。このスープ、てっきり普通の透明な鶏ガラスープをイメージしていたら、まるで天天,有のような黄色い濃厚スープでビックリしました。
スプーンですくって食べてみると、細かくほぐした鶏肉と錦糸卵の淡白さと濃厚スープのコントラストが楽しく、途中で豚味噌を合いの手にしながら夢中で一気に食べてしまいました。
鶏飯の特徴として、奄美大島特産のパパイヤの漬物が添えられていると聞いて、どんなものか楽しみにしていたのですが、端っこに細いコリコリしたものがほんのちょっと確認出来たぐらいで、それがパパイヤだったのかなあ・・・
でも、大阪ではなかなか食べられない本格的な鶏飯がいただけて良かったです。いつかリアルに奄美大島にも行ってみたいですな。どうもご馳走様！
コメント