お陰様でここ数年来、年を取って来たせいか、居酒屋や立ち飲みの新規開拓がおろそかになる一方です。
特に最近オープンしている立ち飲みなんかは、だいたい料理がオシャレでインスタ映えするようになっていて、それでいて値段は手頃。でもドリンクについてはほとんどグラスのようなくびれた”ジョッキ”で390円とかだったりするので、完全にお酒は雰囲気程度で料理をメインに楽しみたい女性をターゲットにしているのが丸わかりです。
どうもそういう店が年々居心地悪くなってしまい、大瓶ビールで飲めるオッサンだらけの酒場に入り浸ってしまいます・・・毎日同じ店で朝から酒を飲んでいるご隠居連中の気持ちが理解できるようになって来ましたな(笑)。
さて、そんなオッサン大衆居酒屋の典型と呼べるのが、京橋にある「京屋本店」さん。
京橋だと最近は「庶民」へ行く事が多かったのですが、メニューが単調でちょっと飽きて来て、先日久々に京屋本店に訪れてみたら、改めてこんな良い店だったのかと再認識。
まずはこってりと赤味噌で煮上げた、ビールにバッチリのどて焼き。
桜えびのかき揚げはしっかりボリュームがあって天つゆ付き。
だし巻きは焼き置きでちょっと小さめ。
2尾も付いてたった300円の、クロムツの唐揚げ。
ちゃんと自家製、具沢山の茶碗蒸し。
わさびたっぷりで泣ける、マグロの山かけミニ。
かなり大きめサイズで食べごたえ十分な串カツ。
タレ焼きにしてもらった牛ハラミ串。
出汁はちょっと調味料風味、わかめたっぷりな若竹煮。
特にめちゃくちゃ美味いという事は無いんだけど、とにかく何が食べたくても一通り揃っているし、値段は極めて格安。自分で何かアテを用意しなくても、毎日の晩酌がここで完結してしまう。まさに人生の終着地点のような居酒屋。
とは言え、まだここで人生が沈没してしまうには若いと思っているので、また時々寄らせてもらうぐらいにしますね。どうもご馳走様!
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