「なら歴史芸術文化村」へ訪れた際に、ランチで立ち寄ったのがこちら。
以前は江坂に店があって、ラーメンファンの間でかなり話題になっていたのですが、どうもタイミングが合わずにずっと訪問できず、気がついたらいつの間にか奈良へ移転しておりました。
でも奈良へ移ったおかげで駐車場が完備された店になり、自分にとっては江坂にあった時よりも行きやすくなったのは皮肉なものです。
この日はちょっと出遅れてしまい開店20分後ぐらいに着いたのですが、まだ移転して間もないタイミングとあってか行列はそれほど長くなく、10分ほど待ったぐらいで入店出来ました。
メニューは、中華そば、背脂そば、つけそばとメインが3種類あり、初訪問なのでまずはデフォルトの中華そば+味玉でオーダー。
まずスープを飲んでみると、煮干しのほろ苦さ、鯖節の酸味や貝の風味など、これでもかと魚介の成分てんこ盛りという印象。
公式サイトでは、「滋賀淡海地鶏をメインに豚足や豚の背ガラなどを約8時間炊いた動物系スープと道南昆布・節類・イリコなどの一番だしと二番だしを合わせた魚介系スープのW(ダブル)スープにヒシモ醤油の風味豊かでまろやかなカエシが合わさっています」だそうですが、魚介の存在感が圧倒的ですね。
麺はしなやかでツルツルとした喉越しの良い細麺。細身のメンマはしっかり甘辛い味がついていて良いアクセントになっています。
味玉は良くタレの味が染み込んでいて半熟度合いも完璧です。バラ肉とモモ肉のチャーシューはローストしていて肉味は抜群。
こういうタイプのラーメンは、お上品すぎて店を出たら何を食べたか忘れてしまうような場合も多いのですが、こちらはインパクトもアクセントもきっちり立たせてあって、ちゃんと記憶に残る一杯になってましたね。
また次回はつけそばを試してみたく思いました、どうもご馳走様!
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