最近、朝夕は少し涼しさを感じるようになって来て秋が近づいている事を実感する昨今。
しかしまだまだ晴れた日の日中は暑さが厳しく、自転車で走るのは命の危険性を感じるために自粛。車で出かける事が多くなっております。
そうなると、コインパーキング探しに難儀する京阪神は避けざるを得ず、車社会で駐車場を完備した店が多い奈良へと足が向かってしまいます。
今回訪れたのは、近鉄奈良駅から北に1kmほど行ったところにある、豚骨ラーメンの「豚そば専門店 一望」さん。
そんなに街の中心から離れた場所じゃないのに、田んぼや古墳があってのんびりしているところが奈良ですなあ。駐車場は、近くの料理屋と共有しているようで広々しているのがありがたいです。
定期的に内容がリニューアルするようで、この日のメニューは、豚そばの醤油、豚そばの塩、豚そばこってりとあって、今回は豚そばこってりをオーダー。別途超濃厚のオプションがありましたが、最初なんでやめときました。
スープを一口飲んでみると、純粋に豚骨だけを徹底して煮出したタイプで、軽い豚骨発酵臭に骨粉の粉っぽさが感じられる、あの天神旗を思わせるようなど直球な力強さがありますが、決してドロドロではなく飲みやすいです。
こってりを選ぶと表面一面に背脂がふりかけられますが、サラッとしていてクリーミー、脂のしつこさは感じられません。麺はモチモチとした中太ストレートで、スープがしっかり絡みます。
チャーシューは肩ロースが2枚で、1枚は塩豚風に仕上げられ、1枚は炙ってあるタイプ。しっかり厚みがあって存在感があります。あとは青ネギとトレビスですが、ぶっちゃけトレビスは色以外に必要性は無いですな～。
カウンターの反対側には、すりおろしたニンニクと柚子胡椒と唐辛子を和えた辛味噌があって味変が楽しめます。
いや、想像以上に本格的・ど直球の豚骨ラーメンで楽しめました。まだまだ奈良のラーメン屋は探検しがいがありそうです。どうもご馳走様！
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