木曜から始まっている、京阪百貨店の駅弁大会「諸国じまん 駅弁とうまいもの大会」。
「中華そば深緑」を食べている間に輸送駅弁のめぼしいものは全滅してしまいましたが、実演駅弁の方で今まで見たことが無かった駅弁を発見、つい購入してしまいました。
それが、鳥取駅のアベ鳥取堂さんの「いかすみ弁当 黒めし」。
同じ調整元からは、元祖かに寿司や山陰鳥取かにめしといった駅弁は、これまで駅弁大会の常連だったのですが、カニに比べると地味な黒めしを看板商品にするとは意外でしたね。
値段は税込で1451円となかなかなお値段。中身がイカとイカ墨ご飯、このパッケージはちょっと一般受けはしそうにないですな・・・(^_^;)
表には真イカを半分に割ったものが4つ。醤油味で甘めに炊かれ、肉厚なのに非常に柔らかいです。歯ごたえのあるイカ団子も美味しい。
イカ墨ご飯はそんなに黒くなくてグレーの色合い、味もクセは少なくほんのりと甘く炊かれたモチモチご飯の中にはイカゲソが入っていて、イカの旨味がじんわり来ます。御飯の量もたっぷりで食べごたえも十分。
全体的にもうちょっと甘さが控えめだともっと良かったと思いますが、単なるウケ狙いじゃなくて、中身がしっかり作られている良い駅弁だと思いました。どうもご馳走様！
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