昭和25年に開業した新梅田食道街で、ずっと変わらず営業を続けておられる中華料理店。
私も、子供の頃に一度親父に連れて行ってもらったかすかな記憶があるのですが、もちろん味は覚えているはずも無く。
この日は、本当は別の店でランチを食べるつもりだったのですが、直前で何故か中華料理が食べたい気分になってしまい、何十年かぶりに訪問する事にしました。
ちょっと普段使いには値段がお高めなイメージがあったのですが、日替わりランチだと650円と今どき珍しいぐらいの格安お値段!
この日の日替わりランチは、麻婆豆腐とから揚げ。麻婆豆腐は今流行りのシビカラではなく、山椒は入ってなくて辛さもちょっぴり、いかにも町中華の麻婆豆腐です。
から揚げは胸肉を使ってますが、油が良いのか軽くサクサクに揚がっていて美味しい。揚げネギが入った酢醤油があらかじめかかってますが、できれば塩で食べたかったな。
全く派手さは無い、いかにも時代から取り残された町中華という佇まいですが、揚げ物の油はちゃんと管理されているし、料理は調理技術の高さがうかがえるし、これは良い意味で驚かされましたね。
今度は夜に訪れて、子供の時におそらく食べたであろう春巻きを試してみたいと思います。どうもご馳走様!
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