勤労感謝の日に、グルコバ用の食材を探しに「まほろばキッチン」@橿原市に立ち寄った後、たまたまGoogleマップで精肉店を探して見つけたお店がこちら。
桜井市芝にある「肉のカワイ」さん。山形牛の雌牛だけを取り扱っておられる店だそうで、大きな駐車場があってお客さんがひっきりなしにやって来ます。
ふと見ると、店の右側には「百々福焼」と書かれた看板があって、何かなと覗いてみたら、コロッケやミンチカツの他に、ローストビーフのように見える焼いた塊肉が売っていました。
メリーコロッケ(200円)とミンチカツ(200円)を1個ずつ買った後、百々福焼のほうはスライスでは売っておらず、購入単位が塊のみ。
個人的に、ローストビーフは今まであまり美味しいと思ったことが無かったので迷ったのですが、何故か第六感が働いて、結局一番安いもも肉(100g税込935円)の部位で、一番小さめの塊を購入。
カワイだけに、こんなカワイイパッケージに入れてテイクアウト。
パッケージから出してみると、見た目はまんまローストビーフですが・・・
薄くスライスしてから一口食べてみてビックリ。これはめちゃくちゃ美味いじゃないですか!
ローストビーフというと、表面しか下味を付けないので中は味がしなくてソース頼り、長時間炙るので肉汁が抜けて、どうしてもパサついた食感になりがちなのですが、百々福焼は全く違いました。
ニンニクや日本酒、スパイスの下味が肉の中まで染み込んでおり、そのままで十分美味しいです。ワサビ醤油を用意しましたが、むしろ必要ないぐらい。
どんな焼き方をしているのか肉質はしっとりでジューシー、肉汁がしっかり保たれて噛みしめるほどに旨味が染み出てきます。
これはメリーコロッケとミンチカツ。メリーコロッケは和牛を使用していてコクがありますが、ちょっと自分には味が甘すぎたかな・・・
ミンチカツは分厚くて肉肉しく、跳ね返すような歯ごたえがあって旨いです。
まあでもやっぱり主役は百々福焼。私のように、今までローストビーフに幻滅してきた人にこそ食べていただきたい超逸品。
店がちょっと遠いのが難点ですが、また奈良に出かけた時にはリピートしようと思います。どうもご馳走様!
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