「中華そば無限」と「麺処ほん田」で修行された方が、国道1号線沿いの森小路と千林大宮の間に店を開いたという噂を聞いて、私にしては珍しくオープン直後のタイミングですが訪問してみる事にしました。
時間的に出遅れてしまったので、到着したのは12時前。さすがにこの時間だと12人ぐらいの先客がいて、30分ぐらいで入れるかなと思ったのですが、入店して判明したのですが店内の座席はまだ6席しか無く、結局50分ぐらい立ちっぱなしになってしまいました。それを知ってたら諦めたのに・・・
メニューは「涼虎らぁめん」（1000円）と「かけらぁめん」（700円）、後はトッピングとご飯、ドリンクしか無く、ここはデフォルトの涼虎らぁめんにしときました。
まずスープを一口飲むと、日本酒を煮詰めたような醸造系の旨味がガツンと来ます。素材は鶏豚、魚介を使用しているそうですが、あまり魚介っぽさを残さず旨味だけを引き出し、鶏油でコクをプラス。どちらかというと引き算系ですな。
麺は多加水の縮れた平打ち麺。モチモチ、ツルンとした口当たりで、白河ラーメンらしさを感じます。チャーシューは、これも麹で漬け込んだような発酵系の旨味が特徴的。赤身のもも肉と、巻いたバラ肉の2種類で肉質は良好。
スープに沈んだワンタンは2個、オーソドックスな豚ミンチの餡をチュルンとした皮で包んでいます。メンマは硬めの仕上げ、あとはほうれん草と海苔、白ネギの小口切りが入っています。
それぞれの要素のクォリティは高いと思いますが、中毒性があるかと言われると少々微妙・・・まあ行列に並んでいる間に期待値が上がりすぎた面もあるんですけどね。だから長時間待つのは嫌いなんですよ（笑）。
同じ森小路にある「そらの星」はさらに行列が凄い事になってましたし、千林には南森町にあった「おばちゃんとこ」が移転、ちょっと前まではラーメン不毛の地でしたが、にわかに熱い地域になって来ましたな。どうもご馳走様！
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