京都にあるあぶらとり紙で有名なよーじやが経営する、十割そばの専門店。昨年の11月、せんば心斎橋商店街の北端にオープンされました。
特徴的なのはそばの作り方で、これまでのようにそばの生地を伸ばして切るのではなく、そば玉を麺状に押し出して茹でるという、インド料理のストリングホッパーとほぼ同じ作り方というのだから驚きます。
でもおかげで、国産のそば粉を100%使用したざるそばが500円から、しかも1.5倍の大盛り無料というサービスを可能にしたのだから画期的です。
店は丸亀製麺のようにトレーを持ってカウンターで注文するシステム。この日は休肝日明けで腹が減っていたので、、えびかき揚げ丼とざるそばのセット(860円)にしてみました。
カウンターの奥には椅子席が並んでいて、その手前にそば粉の天かす、ネギ、わさび、お茶、蕎麦湯を自由にサーブできるコーナーがあります。そして卓上には、七味唐辛子、山椒、天丼のタレ、醤油が置いてあります。
そばは断面が丸くてやや太め、伸びは無くて少しボソボソとした固めの食感。でも10割だけあってそばの香りはちゃんと感じられます。
そばつゆはあっさり目の辛口で、そば粉の天かすを入れてみたのですが、これが全くつゆに溶けなくてカリカリのまんまだったのでビックリ。
当然、えびかき揚げも固くてカリカリの食感。そば粉に負けないようにしたのか、天丼のタレは関東風にかなりの甘辛になっています。
「てんや」みたいで個人的には嫌いじゃないですが、ざるそばのつゆが負けてしまっている感がありますな~。
個人的には近くにあるそばの大衆店「ゆで太郎」よりは評価出来ますが、そばの喉越しがもうちょっと欲しいかな。またしばらく時間を置いて再訪してみますか、どうもご馳走様!
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