最近はミールキットの宅配サービスを使って、平日は子供らが夕食を作ることが増えたのですが、家にある包丁でまともな物は堺一文字光秀のペティナイフと出刃、堺孝行の牛刀のみで、子供らが扱いやすい包丁はペティナイフ1本だけでした。
もう1本、短めの包丁があるのですが、これが片刃でのこぎり風の溝が入ったロングライフ包丁という謎な代物で、いくら研いでも全く切れなかったので新しく小三徳包丁を買うことにしました。
以前、道具屋筋の堺一文字光秀で自分用の包丁を見ていた時にオススメされたのが、VG10(V金10号)という硬度の高いステンレスを使った包丁でした。もっとも、それは当時でも1本で1万円オーバーだったので断念はしたのですが、その時の事を思い出してネットでいろいろ探し回り、ようやく見つけたのがこちら。
|
VG10を使った包丁は、芯材をダマスカス鋼で挟んで文様を浮き出させたタイプが多くて、個人的にはどうも下品に見えて好きじゃなかったのですが、これなら3層だけなのでダマスカス文様が出ることもありません。柄も白木タイプで可愛く値段も手頃、子供が使うには良い感じだったので購入。
「VG10 STAINLESS STEEL」と誇らしく刻印されてますな。(^^)
まずはお約束のトマトの薄切り。さすがに横に滑らすだけで切れるというわけには行きませんが、1mm程度の薄切りならほとんど抵抗なくスパスパと切れます。その後、鶏肉も切ってみましたがブヨブヨの皮も紙のようにサクサク切れて感動・・・
子供らが正しく使ってくれるのか、歯がなまって自分で研いだ時に、ちゃんと切れ味が復活するかちと不安ですが、長く付き合って行けたら良いなと思います。
コメント