こちらも、大阪のB級グルメ好きには知られていましたが、場所が鶴見橋商店街の西の奥、あえて言うなら南海汐見橋線津守駅が最寄り駅というアクセスの悪さで、なかなか訪問回数が稼げない難関店でした。
そしてコロナ禍が発生、緊急事態宣言中も営業は続けておられたようですが、この前の「まん防」期間中に店を改装、再オープンした時に平均2割程度の値上げをされて、残念ながらコストパフォーマンスのインパクトが若干薄れてしまいましたね・・・
それでも、オススメする価値は十分残っていますし、こちらのように元気な町中華には頑張っていただきたいので、紹介させて頂く事にします。
店はカウンター席と、座敷席があっていつも地元客で賑わってます。出前は無いようですが、器ごと持ち帰りするお客さんも珍しくありません。
「ぎょうざや」という屋号が示す通り、ぎょうざメニューが安くて豊富。
ノーマルの餃子は330円で、1つ1つが大ぶりで食べごたえ十分。野菜たっぷりでニンニクがほんのり香り、皮の厚みも程よくパクパク行けます。これで330円はそれでもお値打ち!
そしてスダチのスライスを載せて食べるスダチ餃子は、酸味と軽い苦味のパンチが加わり、ビールがすいすい消えて困ります。
これは何故かメロンアイスの空き容器に入った梅ダレで、さっぱりいただけるシソ餃子。
酢と胡椒のタレで食べるのがオススメなニラたっぷりのニラ餃子。他にもニンジン餃子なんてのもあります。
餃子とビールのお供には、女将さん手作りのぬか漬けをどうぞ。皿からはみ出す太っ腹なのっけ方で400円ですよ!
もちろん餃子以外の料理も美味しく、これは一番人気の中華定食。肉ゴロゴロの酢豚に、大きな卵焼き、チャーシュー、もやし炒めが皿を埋め尽くして950円。
おそらく中身が餃子の餡を流用しているっぽい、カリッと豪快に揚げられた春巻き。太巻き寿司ぐらいの巨大なサイズが2本も入っていて凄まじいボリューム。
海老天は、よくある小エビじゃなくてエビフライに使えるサイズのプリプリ海老が6尾も積み上げられています。
唐揚げも巨大な鶏もも肉がゴロゴロ。これが3個とチャーハンがセットで800円というセットもあってお得です。
チャーハンは卵たっぷりでニンジンとたっぷりのチャーシューが入ったしっとり下町タイプ。
これにフワフワの卵焼きがドーンと乗ってケチャップがかかった中華風オムライスは、これ一杯で腹パン確実です。
チャンポンは肉と野菜がたっぷりのアツアツ餡で、口内やけどは必須。
全体的に値段は上がっちゃったけど、それでもボリュームとクォリティを考えたら十分リーズナブル。まさに町中華の鑑のような良店です!
詳細は「大阪・関西のB級グルメガイド 最近の更新店」
>>http://gourmet.gazfootball.com/recent.html
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