淀屋橋・本町を中心とした大阪のオフィス街で、今や数え切れないぐらいに増殖しているラーメン店に比べると、ほとんど見かけないのがとんかつ専門店。
堺筋本町に「とん正」があるくらいで、あとは「かつや」のようなチェーン店や、串カツ屋など居酒屋兼用業態がちらほらあるだけで寂しい限り。
そんな中で、突然本町エリアに”意識高い系”とんかつ店が登場しました。
場所は、瓦町を御堂筋から西へ入ったところにある雑居ビルの一角にあります。
実は、昨年夏のオープン直前に偶然通りがかって気になっていたのですが、そのまま忘れてしまってようやく思い出したという次第です・・・(^_^;)
メニューは、ヒレ、ロース、チキンカツ、エビフライ、クリームコロッケの組み合わせで構成されていますが、一番リーズナブルなロースカツ定食(100g 1000円)をオーダー。
とんかつは網の上に置かれており、大盛り可のキャベツ、ほうれん草のおひたし、柚子と白菜の漬物、ご飯、具沢山の豚汁と盛りだくさん。
ソースと岩塩の皿が2つ付いているところがいかにも意識高い系。なんてこと無いほうれん草のおひたしの出汁がちゃんと美味しいところがポイント高いですな~。
豚肉は、宮崎産のきなこ豚というブランドを使用。黒豚ほどジューシーじゃないけど、肉味がしっかりあって脂も甘くて美味しいです。
コストパフォーマンスが無茶苦茶良いというわけではないですが、美味しいとんかつが食べたいときには外れがない、クォリティのしっかりした店である事は間違いないですな。どうもご馳走様!
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