今では塩元帥グループというフランチャイズチェーンになってしまいましたが、その始祖である総本店は何故か「総大醤」という名のまま残っています。
もうオープンして19年になる店ですが、今でも常時行列が出来る人気なのが凄いですな。この日は平日なのに、開店前から人が並んでいます。
今回はせっかくなので平日ランチタイムのみ提供される、黒醤油ラーメンとハーフサイズのチャーハンという「半チャンセット」(1000円)をいただきました。
ラーメンは今となってはクラシックな、豚骨鶏ガラ、魚介がベースの醤油スープなのですが、飲んでみると醤油以外にガツンと麹の発酵した旨味が感じられます。
スープに直接入っているのかと思いきや、どうやらチャーシューが麹に漬け込まれているようで、その甘味がスープに溶け出しているのではないかと推察。
さらにフライドオニオンの旨味、ゆず皮の香りが相まって、食べていて単調さを感じず最後まで美味しくいただけます。
麺は中太、丸断面のストレートでモチモチした食感、腰もしっかりしています。メンマはコリコリとした細いタイプで、クセを残しつつ甘辛く炊かれていて良い感じ。
大きなバラ肉を使ったチャーシューは、麹のおかげか赤身の部分が非常に柔らかく仕上がり、ホロホロと崩れるよう。個人的にはちょっと甘すぎるきらいはあるけど、まあまあ許容範囲内。
半チャーハンは、パラパラよりは少ししっとり系。刻んだチャーシューと醤油ダレの旨味が染み込み、レンゲが止まらない美味しさ。天満の韓国料理店「玉一」製のキムチが無料でいただけるので、一緒に食べるとさらに楽しさアップ!
最近の大阪は、こういうタイプのラーメン屋が雨後の筍のように出現していますが、さすが今でも圧倒的な人気を誇っているだけのことはありますな~。どうもご馳走様!
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