古き良きミナミの空気を今に伝える、千日前商店街にあるB級グルメの老舗「坂町の天丼」。
グルコバの材料を買いに難波のJHCを訪れた後、たまたま前を通りがかったら席が空いてそうだったので、久々5年ぶりに立ち寄ってみました。
前回訪れた時には、まだ二代目のご主人が店に立たれていたようですが、今は完全に若い三代目が店を継がれたようですね。
大阪の元祖B級グルメ!「坂町の天丼」@難波千日前
昔は「天丼の店」と書かれた看板だけが目印だった、難波千日前の「坂町の天丼」。 たこ焼きの会津屋などと並ぶ、大阪B級グルメの元祖と呼べる名店で、もちろん本サイトでも開設当初から掲載しております。でも来店したのは何十年かぶりだったりします。 そ...
壁を見ると、いつもの天丼と赤出汁に加えて、かき揚げ丼(650円)がメニューに加わっていたので、ついそっちをオーダーしてしまいました。
まず海老を刻んだものと三つ葉を揚げ、後から周りに衣を足していって、どんぶりを覆うぐらいのサイズに揚げて行きます。揚げたてのかき揚げを丼に載せて、天つゆをかけると派手にシュッと音がします。
天ぷらよりも長い時間をかけて揚げるので、海老は火が通り過ぎて固くなっているし、ほぼ小麦粉のみの衣は油っぽいけど、お腹は確実に膨れますな。
どうやらかき揚げ丼は1日10食限定らしく、自分でちょうど品切れで後から来たお客さんのオーダーは断られていました。
横に座った若いカップルは韓国から来た観光客のようで、ドメスティックの極みみたいなこの店にもインバウンドの波が押し寄せてきて驚きます。
まごうかたなき大阪を代表するB級グルメ世界遺産。このまま変わらず営業を続けていただきたいものです。どうもご馳走様!
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