京橋駅から北に伸びる、真実の口のレプリカで有名な新京橋商店街をさらに上がった、京橋中央商店街にあるお好み焼き店。
扇町・天神橋筋三丁目にある老舗「双月」と同じ店名が示すように、そこで修行された店主が独立、暖簾分けされたお店のようです。
ちょうど自転車通勤の帰り道にあって、2年前からオープンしていてずっと気になっていたのですが、今回ようやく初訪問。
メニューはお好み焼きに焼きそば・うどん、山芋焼き、ねぎ焼きと本店と同じ構成ですが、場所柄一品料理が充実しているのが特徴ですね。お好み焼きは豚玉が900円と、本店より少し安いお値段。
まずはビール大瓶(700円)とゲソの塩焼き(700円)。
ゲソの塩焼きは、キャベツの千切りが敷かれた上に、ぶっといゲソと竹輪、ざく切りの青ネギが載せられ、キムチとレモンが添えられています。程よい塩気で焼かれたゲソの歯ごたえが印象的な一品。
そしてお好み焼きは、豚とイカ、エビが入ったミックス焼き(1380円)。
生地は小麦粉多めで、細かく刻んだキャベツを混ぜてふっくら焼かれた昔ながらのお好み焼き。最後にソースとマヨネーズが塗り込まれ、青のりと鰹節がかけられて供されますが、卓上のソース、マヨネーズ、青のり、鰹節、一味唐辛子でカスタマイズが可能。
豚肉は薄切りで肉質はまずまず。イカは身の部分が使われ厚みがあり、エビはまあ普通の小エビ。値段からするともうちょっと具の存在感が欲しいところかな。提供前に各テーブルにある鉄板に火を付けてくれるのですが、火力が弱くて途中で冷めてしまいました。
京橋という土地柄からするとやや高めの値付けだけに、もうちょっと何かインパクトが欲しいところでしょうか。また定期的に観察したいと思います。どうもご馳走様!
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