香住にあるカニの宿「はまかぜ荘」からの帰りに立ち寄ってもらった、兵庫県丹波市氷上町石生にある、ドイツで7年間も修行され、国家資格であるドイツ・フライッシャーマイスターを獲得されたご主人が営む、ドイツソーセージやハムの店。
こんな鄙びた土地なのに(失礼)、ドイツの田舎町にあるようなそのまんまの一軒家がドーンと建っていて度肝を抜かれましたよ。
店内の大きなガラスケースには、何種類ものソーセージやハム、ケーゼがビッシリ並んでいてこれまたビックリ。ここは本当に丹波の田舎町なんでしょうか?
どれにしようか目移りしましたが、オーソドックスにヴァイスヴルストとアウクスブルガーソーセージを購入、帰宅してから晩酌でいただきました。
ヴァイスヴルスト(2本730円)はミュンヘンの名物で、豚肉を細かく引いてハーブやスパイスと一緒に腸詰めし、燻製せずに火を通した白いソーセージ。ミュンヘンを代表するホーフブロイハウスというビヤホールでいただいた事がありました。
食べ方も独特で、鍋でお湯を沸騰させてから火を消し、ソーセージを入れて10分温めた後、皮を向いて食べるのがルールだそうです。
その茹でたヴァイスヴルストの中身は、フワフワの食感であっさりしていながらも豚肉のジューシーさとコクがあり、ほんのりハーブが香ってビールよりもワインに合う繊細な味わい。
そしてこちらがアウクスブルガー(2本676円)。マイスターが国家試験を受けた都市であるアウグスブルクの名物で、少し辛味スパイスとチリの入った焼きソーセージです。
ガブッとかぶりつくと、皮を破ってほとばしる肉汁で口の中をやけどしました(笑)。粗挽きの牛肉と豚肉の肉肉しさが際立ち、自然な肉の旨味を引き立てるスパイス感がビールにベストマッチです。
えて吉さんやだいこんさんは、その日のオススメだったドイツグリルステーキを購入され、それも美味しかったそうですね。こちらもまた、カニの帰りに立ち寄る定番になりそうです。どうもご馳走様!






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