ここで何度も書いてますけど、家や仕事場から近ければ近いほど、後から天候が悪い時などに行けばいいやと思ってしまう悪い癖が私にはあります。
こちらも今の会社で働くようになってからウン十年、特徴的な店名とデザイン文字がずっと気になりながら2000回以上は自転車で前を通り過ぎているのは間違いなく、ようやくようやく重い腰を上げて通ってみたというわけです。
行きにくかった理由は、まず貫禄がある老舗だと言うことと、見た目の間口が狭くて中の様子がさっぱり分からなかったからなのですが、入ってみると気さくなムードの女将さんに迎えられ、外の様子からすると驚くぐらいに中が広くて開放的だったので拍子抜けしましたね。
この店を有名足らしめているのは焼きそばで、モチモチとした生麺に店オリジナルのスパイシーな「本田ソース」がこってり絡んだパンチのある味。ビールはもちろんですが、昼の炭水化物定食でもご飯が進みます。
そしてフワフワの生地が印象的なお好み焼きは、焼き上がりは何もかけずに出て来て、自分で卓上にある本田ソース、ウスターソース、マヨネーズ、辛子、かつお粉、青のり、一味唐辛子、ハバネロソース、辛子などで仕上げていきます。
豚肉は鉄板でカリカリに焼かれるのがこの店流で、逆にシーフードは生地に含まれてイカ、海老などがふんわり柔らかく蒸し焼きにされ、個人的には豚よりも好みです。
冬場に登場する牡蠣メニューは豪勢にたっぷり入っていて、椎茸が入った生地に醤油とレモン味で仕上げられるネギ焼きにぴったりです。
ご覧の通り、大粒の牡蠣がたっぷり入っていて食べごたえがありますな~。
そしてモダン焼きは最後に卵で覆われるベタ焼き風で、それぞれの料理ごとにキャラクター付けがはっきりされているのが面白いですね。
個人的にはあまりお好み焼き屋で粉もん以外のメニューは頼まないのですが、定番の鉄板焼きだけじゃなくて串カツやどて焼きなども充実していて、宴会コースもあったりします。
そんな中で気になったのが「トンテキ」で、ご飯のほうが合いそうな気がして定食にして食べてみましたが、本田ソースのスパイス感が食欲を刺激し、やっぱり豚肉は火を通しすぎの感はありますけど、狙い通りのご飯泥棒でメシがスイスイ消えて行きましたね。
焼きそば、トンテキの他にはもちろんお好み焼きの定食もあり、豚肉入りの味噌汁も美味しく、ランチもおすすめですよ。
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