JR京都駅の東側には、常時長い行列ができるラーメンの有名店、新福菜館と第一旭が並ぶ一角がありますが、「たかばし」を挟んだ向かい側にある崇仁市営住宅には同じように2軒のお好み焼き店が並んでいます。
その1つはマスコミでも「まんぼ焼き」で良く知られている「山本まんぼ」ですが、今回訪れたのはその隣にある「カメちゃん」のほう。
テントは隣のコインランドリー?まで伸びていますが、お好み焼き店のほうは間口が2mほどのウナギの寝床で、テーブル席と少しの幅しかありません。
実はこちらにも「まんぼ焼き」があって隣より30円安い上に、サイズは一回り大きいのでオススメなんですよね~。
まんぼ焼きとは、薄焼き風に小麦粉を溶いたものを引いてキャベツを載せ、たくあん、具、そばを重ねて広げて焼き、最後は卵で仕上げたもの。
値段はノーマルが650円で具をスジ、豚、ホソの中から1種類選ぶ事が出来、別途でスジ、豚、ホソが100円、油かすは200円、卵が50円で追加できるシステムになっています。
具はホソが定番ではありますが、個人的にスジのほうが好きなので、スジ+卵の小サイズ(700円)+ビール中瓶550円をオーダー。
ここのまんぼ焼きは、強めの火でそばがパリパリに焼かれ、中のキャベツはしっとり。今回はスジを選びましたが、神戸のぼっかけのような味付きではなく、赤身主体のスジ肉が素のまま入っていて、何とも言えないコクを生み出しています。
ソースはツバメソースのウスターとオリソースで、キリッと辛めの味付け。かつお粉、青のり、マヨネーズ、一味で自分好みにアレンジ出来ます。
小サイズでも直径は30cmはあって凄いボリュームですが、ぺろりと食べてしまいましたよ。
ただ、この時は6月頭に訪れたのですが、店内はクーラーが無くて扇風機のみ、鉄板の熱が伝わって汗びっしょりになりました。店内で食べるなら、真夏は避けて秋まで待ったほうが良いかと思います。
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