毎年クリスマスにはいつも家族に作っている市販のルーを使わず作る本格ビーフシチュー。
福井のレストラントミーで本物中の本物を食べた後だけに、ちょっと心が折れる部分もあるのですが、あれとは全く別の方向性で考えていると割り切って、何とか気持ちを奮い立たせています(笑)。
去年は牛タンを使ってタンシチューを作ったので、今年は牛スネ肉を使ったビーフシチューにしてみました。すね肉は通販で和牛のものを買ったのですが、脂が結構入っていて1/5ぐらいは削ってしまいました・・・まあ値段が安かったから仕方ないですね。
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作り方については、過去にレシピを書いてあるのでそちらを参考にしてみてください。
いつも、作業に入ると必死なあまり写真を撮らずに作ってしまうのですが、今回は時々思い出したタイミングで工程を撮ってみました。
玉ねぎ、ニンジン、セロリの香味野菜をオリーブオイルでじっくり炒めたミルポワ。これらは最終的に濾して捨ててしまいます。
前日から赤ワインとローリエに漬けていた牛スネ肉に小麦粉をまぶし、オリーブオイルで焼き付け、メイラード反応による香ばしさと色を付けます。
肉を焼いたフライパンに、肉を漬けたワインと残り1本分のワインを注いで肉の旨味をこそげ取り、1/3ぐらいになるまで煮詰めます。
ミルポワ、肉、ワイン、フォン・ド・ボー、ローズマリー、ブラックペッパー、ローリエ、クローブ、ミキサーにかけたトマト缶を入れて圧力鍋で10分。
圧が無くなるまでに、バターで小麦粉を伸ばし、かき混ぜながら色を付けてブラウンルーを作ります。今回は、かなりビターなレベルまで火を入れてみましたよ。
その後、肉を取り出して煮汁を越し、煮汁に肉、バターで炒めたマッシュルーム、ブラウンルー、マデイラ酒を加えて1時間ほどコトコト。
全体にとろみが付いて、色が濃くなったら最後に塩とケチャップで味を整えて出来上がり!
付け合せは、タリアテッレとブロッコリーの塩ゆで、ニンジンのグラッセにしました。最後にワインを開けていただきま~す。
今回はビター方向にぐっと攻めてみたので、子供にはどうかなと思ったのですが、一心不乱に食べてくれたので良かったです。
肉はちょっと柔らかくなり過ぎたかな・・・和牛だったので、圧力鍋の時間をもう少し短くしたほうが良かったかもしれませんね。
そろそろレシピ自体は安定して来たので、来年はどうしますかね~。と言いつつ、また作ってしまうんだろうな(笑)。
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