個人的に大好きなんだけど大阪からは絶滅しつつあるジャンルと言えば、まず挙げられるのが大衆洋食店なのですが、その次と思っているのがローカル焼肉店。
数十年前から営業しているような、煤けた店内と茶色くなった暖簾、年代物のロストルなどの雰囲気もたまりませんが、総じて甘い韓国系と違ってタレに個性がある店が多く、そこが楽しみだったりするんですよね。
門真の周辺でもずっと気になっていた店が3つほどあったのですが、コロナの前だったのに立て続けに閉店してしまい、結局行けず終い。仕方なく、4番手と考えていたそこそこ小綺麗な店に行ってみたら、なかなか良かったのでデータを掲載する事にしました。
場所は京阪門真市駅の北西、「住友通り商店街」にあり、店員さんの様子を見ると韓国系のお店っぽいですな。店内は地元のお客さんで夜は賑わっています。
メニューを見ると、スープやピビンバ、クッパは当然として、サラダや焼き飯、牛丼、オムライスまであって驚き。もちろんそういうのを頼むとそこで終わっちゃうので、ひたすら肉で行きましたけどね。
肉の値段はとても安く、一番高い単品で特三角バラの1300円。しかも1人前が軽く100g以上あって食べごたえ満点です。
中でもイチオシは塩タン。厚みがあって柔らかく、このボリュームで980円は格安。
1200円の特上ロースは、霜降りはそこそこですが肉厚でジューシー。
1000円の分厚い上バラ、780円のハラミは、固めですが肉味があって旨いです。
ハラミ、バラ、レバー、ハツ、タンが3切れずつ入った盛り合わせは650円と、質はそこそこですがどっさりの量で激安。
生センマイは軽く1.5人前はあり、馬肉ユッケは皿からこぼれそう。
きゅうりのキムチは小さなきゅうりがまるごとどっさり。そして無料のキャベツとタレ。
家族で腹いっぱい焼肉が食べたい層にはオススメのお店。ファミリー席がメインですが、3人ほどが座れるカウンターもあって1人焼肉もいけますよ。
詳細は「大阪・関西のB級グルメガイド 最近の更新店」
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