京都人といえば、おばんざいのようなあっさりした和食ばっかり食べているように思われていますが、パンや洋食などハイカラな食事が大好きですし、ラーメンは天下一品や新福菜館のようなコッテリ&真っ黒醤油路線で、実は嗜好の幅が広いだけだったりするんですよね。
そして、あまり知られてませんが餃子の消費量も多く、全国の自治体餃子購入額ランキングで4位に付けているのです!
あの餃子の王将第1号店が四条大宮にありますし、王将が出来る前は珉珉の餃子が人気だったりと、確かに子供の頃から餃子は良く食べていた記憶があります。
ただ、あまりにも餃子の王将の影響力が強すぎて、あまり京都で「個人店の餃子」が思い浮かばないのですが、そんな京都で珍しく餃子が有名な店があるという事で行って来ました。
場所は、弘法大師さんゆかりの東寺から九条通を西へ行き、少し北へ入った住宅街の一角にあります。
時間はもう2時前ぐらいでしたが、それでも店内は満員、待ち客も2人いて、持ち帰りのお客さんがひっきりなしにやって来る人気ぶりです。
この日は早めの時間に昼飯を食べていたので、おやつ的にビールと餃子だけにしようかと思っていたのですが、他のお客さんが食べているキュウリの漬物が気になったので、ついオーダー。
良くあるピリ辛タイプかなと思いきや、生姜が効いた甘辛味でちょっとひねりが入っていて旨し。ビールよりもご飯に合いそうな漬物ですな。
そして餃子のお出まし~。形が綺麗に整った状態でカリッと焼かれており、王将よりもサイズは小ぶりですが、餡がぎっしり入っていてぷっくり膨れた形状です。
食べてみると、合いびき肉とキャベツがじっくり蒸し焼かれて柔らかくジューシー。キャベツの甘味としっかり目の味付け、ニンニクが効いていて味わいに厚みがあります。
おなじみの酢醤油とラー油だけではなく、神戸餃子のように卓上に味噌ダレが置いてますが、あまり甘くなくてキリッと辛口なのが良いですな。
いや王将王国京都の中で名を挙げている店だけあって、さすがのクォリティ。今回はおやつで食べましたが、今度来る時は夜にガッツリと3人前ぐらい食べて、心の底から堪能してみたいと思いました。どうもご馳走様!
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