最近、仕事が多忙な嫁さんに代わりに定期的に晩ごはんを作るようになった次女。
ただ、まだ調理の基本が出来ていないのか、ある時台所の牛刀を見たら、盛大に刃こぼれを起こしていました。おそらく、包丁で硬いものを切る時にこじってしまったんでしょうね。
後で自分の砥石で研いではみたんですが、やはり刃こぼれを治すまでには至らなかったので、研ぎ屋さんに頼むことにしました。
包丁を買った道具屋筋の店に頼もうかと思ったのですが、調べてみるとなかなか良いお値段。他に無いかネットで検索したところ、東大阪の高井田にある島崎金物店というところの評判が良さそうだったので、包丁をかついで訪問。
そのついでの昼飯は、店からほど近い場所に最近オープンしたラーメン店にしてみました。
高井田系ラーメンの元祖である住吉から東に100mほど行った場所にあり、あの上新庄にある「天神旗」で修行をされた方が独立した店だそうです。
メニューはいまのところ手打ち醤油ラーメン1種類のみ、後はトッピングとご飯物だけとシンプル。今回は、手打ち醤油(750円)単品でオーダー。
まずスープを飲んでみると、ガツンとショウガの辛味が効いた醤油味で、表面には多めの液体脂が覆っていてアツアツ、ポカポカと体が温まりますね。豚骨と豚肉の出汁と煮干しで旨味も分厚く、ショウガのインパクトに負けていません。
麺は手打ちの平打麺で、多加水でプルプル、ビロビロした口当たりが面白いです。チャーシューはあっさりした味付けの豚バラ三枚肉。そして極太メンマと青ネギという構成。
修行先とは全く違うタイプのラーメンで、関西でも珍しい貴重なタイプ。たまたまなのか、土曜の昼なのに先客が2名だけで、住吉の近くとは言え決してアクセスが良くない場所だけに、何とか遠方からの客を上手く取り込んでいただきたいと思います。どうもご馳走様!
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