やっぱ大阪の洋食は大衆食堂「グリルABC」@内平野町のビフカツサービスランチ

大阪市中央区
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まだ緊急事態宣言中の、洋食店集中強化シリーズは続きます(笑)。

これまでは主に遠方の新規開拓を続けて来ましたが、いきなり仕事場の近所にある「グリルABC」へ久々の訪問。

ここに来る時は、だいたい牛タンが入ったオムライスとラーメンという王道パターンなのですが、こちらのドミグラスソースも確かビター系だったよなと思い出し、今回はカツ類を目当てにやって来ました。

メニューを見ると、ポークカツが750円、ビーフカツが800円とリーズナブルですが、ご飯が150円で別料金なのがちと残念なところ。

店内のホワイトボードを見ると、日替わりのサービスランチがビフカツとロースハムだったので、これ幸いとオーダー・・・したのはいいんですが、値段をよく見ると1100円で、単品でビフカツライスにするより高かったのでした・・・(^_^;)

さてサービスランチのビフカツですが、サイズは大人の手のひらより少し小さめ。カリッとクリスピーな衣で肉質も硬めのウェルダン。

ドミグラスソースはしっかりビターな風味が効いていて、トマトを煮詰めた甘酸っぱさがあり、隠し味でしょうかチョコレートのような濃厚な甘みをかすかに感じます。

この春は、大阪と神戸にある大衆洋食店をいろいろ食べ歩きしましたが、大阪と神戸じゃカラーが全く違うなと痛感します。

あくまで外国航路船のようなフォーマルな洋食がルーツにあって、それが庶民相手の個人店にダウングレードして行った神戸に対し、はり重グリルのように肉料理のバリエーションとして発達した大阪。

なので、大阪のほうがより食堂的というか、良くも悪くも”こだわりの薄さ”を感じてしまいますね。

個人的には、やっぱりフレンチの香りが残っている神戸の洋食のほうが、”洋食”を食べている感があって好きかな~。

でも大阪に残った数少ない貴重な大衆洋食の個人店。マンションの角地という、いかにも立ち退きを拒否したであろうロケーションからして、お店の意地を感じます(笑)。これからもその心意気で営業を続けていただきたいと思います。どうもご馳走様!

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