最近、何故か分かりませんが自分の中でカレーブームが来ている最中です。といっても、いわゆるスパイスカレーではなく、非インド系のカレー。
そのきっかけとなったのは、何かの雑誌でふと神戸の中華街で出しているカレーの記事を見て、無性に食べたくなったのが始まりです。
確か9年ほど前に、カレーで有名な「香美園」へ行った記憶があるのですが、その時はカレーじゃなくて肉飯をいただいたので、カレーは未体験だったんですよね。
香美園で出しているカレーは確か豚肉で、今回は牛肉のカレーが食べてみたかったので、雨の中を元町の「群愛飯店」までお邪魔しました。
店内のしつらえも気品があり、いかにも神戸中華の名店といった空気が流れています。メニューのアラカルトにある「加哩飯(ビーフカレーライス)」は1210円と、なかなか良いお値段ですな。
カレーには、ミニサラダの付け合せか、卵の黄身をカレーに落とすかのオプションがあるのですが、やはりビジュアル的に映えそうな黄身の方を選択。
登場しましたカレーライスは、香美園のものに比べると色は普通のカレーっぽくて、市販カレールーの存在感を感じます。
おそらくシチューと呼ばれる「紅焼牛腩」、牛バラ肉の煮込みをアレンジしたカレーだけに、中華出汁と牛肉の旨味がギュッと奥に詰まっており、こりゃ旨くないわけがありませんな!
牛バラ肉は5cm角の巨大なサイズで、甘辛く煮込まれておりホロホロとほぐれるように崩れ、脂身がチュルっとジューシーで濃厚。食べごたえバッチリです。
いや、わざわざ神戸までやって来た甲斐がありましたな。こんなカレーが日常的に食べられる人が羨ましい(笑)。どうもご馳走様!
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