2023年になりましたが、まだまだ昨年の飲み食いネタが続きます。
以前は「がんこ18代目」という名前で、なんばグランド花月の南側で営業していたラーメン店が、去年の9月に突如閉店。
しばらくは物件を探されていたようだが、2022年11月に東心斎橋、堺筋沿いに建つ雑居ビルの2Fに移転、「マツヨシ大飯店」という名で再オープン。
狭いビル間の細い廊下沿いという分かりにくいロケーションですが、既に昼時は行列が出来る人気ぶりです。
がんこラーメンといえば、「一条流がんこラーメン総本家」の家元である一条氏が築いた一大ラーメン派閥。今年の3月に一条流がんこラーメン系列から脱退されたようです。
でもスープはがんこらしい、鶏豚魚介を使ってバランスよく、旨味だけを抽出したクリアな塩スープ。塩気は強めですが、それでもなんば時代のオープン当初に比べるとマイルドになりました。
麺は香港のワンタン麺のような、ウェーブがかかった腰のある極細麺。レンゲを使わないと自動的に中盛となり、普通のラーメンより1.5倍はある麺量になります。
チャーシューはトロトロに煮込まれた豚軟骨で、横には温泉卵、甘めの味付けをしたメンマ、小松菜、海苔、角切りの白ネギ、ゴマと非常に盛り沢山。
今どき1杯1000円オーバーが当たり前の当世ラーメン界にあって、これだけサービス満点で800円という値段は良心的と言うしかありませんな。どうもご馳走様!
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