昨年末に、惜しまれながら69年間の歴史に幕を閉じた布施の「すし富」さん。
そこで働いていた板前さんが、暖簾分けの形で河内永和に今年の1月からオープンされた店があると聞いて、店が落ち着いたであろう時期にチャレンジして来ました。
場所は、近鉄河内永和駅のすぐ南東、「みやこ食堂」がある永和駅前商店街の入り口にあります。
アラカルトメニューがお高めなのは布施時代から変わってませんね。
なので、私のオーダーは1400円の「にぎり」と、600円のビール中瓶。
カウンター内には板前さんが3人、ホールは女性2人という体制。時間は13時を回ってましたが、店内は8割程度の入りと、人気のほどが伺えます。
布施時代には、醤油、わさび醤油、ガリがそれぞれ個別の皿で供されていましたが、こちらでは入れ物がカウンターにあって、小皿に自分で注ぐシステムになっています。
そして9貫乗ったにぎりが登場~。大阪駅前ビルにあるような最近のシャリコマ寿司からすると、1貫で3貫分はありそうなビッグサイズ。やはり昭和の人間にはこういう寿司のほうがしっくり来ますな!
鉄分をしっかり感じるマグロ、脂が乗ったハマチ、肉厚でネットリしたイカ、コリコリといかったタコ、分厚いエビ、香ばしいウナギ、フワフワの煮穴子、とろけるサーモンと、ネタの質は布施と全く同じレベルをキープしています。
足りなかったら追加かなと考えていましたが、これでしっかりお腹が膨れましたよ。お勘定は税込み2200円でしたが、満足度はそこらの回転寿司とは比較になりません。
店のクォリティは十分確認できたので、次はぜひ上にぎりのほうを行ってみたいですな。どうもご馳走様!
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