福井のレストラン・トミーでセイコガニのコロッケを食べるツアーには、毎年必ず参加している私ですが、ツアー自体はishさんが中心になって青春18切符が使える春休みと夏休みの年3回も開催されてたりするんですよね。
いつも春と夏は予定がかぶってなかなか参加出来なかったのですが、来年になると敦賀まで北陸新幹線が延伸、在来線は第3セクターへ移行してしまい、敦賀以降は青春18切符が使えなくなってしまうんですよね・・・
なので、お安くトミーに行けるチャンスはあと2回しか無く、何とか予定を調整して参加する事にしました。
ishさん、えて吉さん、だいこんさんの3人はいつも通り金沢に一泊されてから福井に移動されるため、日帰りの私は別行動で合流。久々に冬以外の季節に福井へ来たせいで、雪が積もっていないのがちょっと不思議な感じがします(笑)。
クーラーが効いた店内に入り、まずはビールと前菜を注文。前菜の内容は、エビのマリネにミートローフ、生ハム、イクラとサーモンのサラダ、マトウダイの昆布締めとゴージャスな内容。思わず樽生のスパークリングワインも追加。
次は、ishさんが冷たいスープを予約されていて、出てきたのはかぼちゃの冷製スープ。これが非常になめらかで甘く、コクがあって絶品でした!
これは私が予約していた「魚のエスカロップ」。白身魚の上にエビのベシャメルソースを載せてフライにしたもので、ソースの中には大きくプリプリのエビがゴロゴロ。
さらにフライにかかっているソースは、エビの殻を煮詰めたソース・アメリケーヌで、恐ろしく手間とコストがかかった料理でビックリ。こんなのを安価な1500円の日替わりランチで出しているなんて頭おかしいですよ・・・(^_^;)
合わせた白ワインは、ヴィコント・ベルナール・ド・ロマネのシャルドネ。深みがあって美味しいワインでした。
恒例のシチューへ行く前に、えて吉さんがオーダーされたポークカツ。分厚くジューシーな宮崎産の黒豚ロースが使われ、クォリティもボリュームも申し分なし! こんなのを食べてしまうと、ホント松のやとかでトンカツが食えなくなって困るんですよね~。
そしてトミーに来たら絶対に外せない、漆黒のドミグラスソースで煮込まれたタンシチューとビーフシチューの合盛り。ルーを使わずワインとフォンを徹底的に煮詰めたソースと、溶けるように柔らかいお肉のハーモニーは天国の味わいです。
美味しくてお値打ちの赤ワインで選んでもらったのが、サン・テミリオンのシャトー・デ・ローテ2016年。香りも渋みも上品で上質、確かに素晴らしく美味しかった!
締めに予約していたのが、期間限定のブラックカレー。普通のカレーは昔ながらの黄色いルーなのですが、これはトミー自慢のドミグラスソースを使用した甘酸っぱく深みのあるルーで、奮発してステーキまで載せてしまったので、思わずワインを追加でオーダー。
トミーのステーキは初めて食べましたが、キメの細かい霜降りの黒毛和牛でなんとも贅沢な気分になりましたよ。
今回は結局デザートは頼まず。お高めのワインやステーキとかを頼んだのでまあまあ良い値段になりましたが、十二分に満足させていただきました。また冬も何とか都合を付けて、最後の18切符ツアーを楽しみたいと思います。どうもご馳走様!
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