大阪の非スパイスカレーといえば、インデアンカレーに代表される”甘辛カレー”。
個人的には甘いカレーが苦手なので、あまり自ら進んで食べることは無いのですが、こちらのお店はミシュランガイド大阪2023のビブグルマンにも欧風カレー店で唯一掲載されているとあって、ずっと気になっておりました。
でもランチタイムは常時長蛇の行列が出来ていて、とても昼休みの間に食べて帰るのが不可能なので未訪問だったのです。
この日は通院のために午後からの出社で、たまたま店の前を通りがかったら開店の15分前でお客さんが並んでいたので、このチャンスを逃すべきではないと参戦。
結局1巡目には入れず、さらに20分ほど待たされましたが何とか入店。
ほうれん草やチーズをトッピングされる方が多いようですが、まずはメニューの一番上に掲載されている「トンカツカレー」(950円)をオーダー。
卓上には、福神漬と玉ねぎのピクルスが置かれています。
程なくして、トンカツカレーが登場!
まずカレーを食べてみると、確かにカレーソースは甘いのですが、フルーツを煮詰めたようなチャツネっぽい自然な甘さで嫌味がなく、ブイヨンの旨味がソースのボディを支えています。
そして唐辛子が効いていて結構辛く、食べ進めていると汗が吹き出てきます。インデアンカレーに似たコンセプトですが、よりリッチな味わいですな。
トンカツは食べやすくカットされており、厚みはさほど無いですが、肉は柔らかくて上々。さすがビブグルマンというところでしょうか。
確かに甘いカレーではありますが、このクォリティならまた食べてみたいと思いましたね。ただし行列が無ければですが(笑)。どうもご馳走様!
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