最高気温38度という酷暑の中、東山の坂を登ってお盆の墓参りに行ってきました。
毎度のことながら、京都は盆地で風がない分、ひときわ暑さが身に沁みますな・・・
フラフラになりながら四条河原町まで戻り、汗を大量にかいて体が塩分を欲していたので、河原町通の蛸薬師を少し上がった場所に出来た、「七代目 麺屋 あくた川」でランチにしました。
確か8年前に、同志社大学の近くで1店舗目がオープンした麺屋あくた川も、気がつけば滋賀の竜王に8代目まで支店を作るようになって、京都ラーメンの一大勢力になってしまいましたね。
この七代目に至っては、京都一の繁華街である四条河原町のど真ん中で、それだけあくた川グループの勢いが垣間見えます。
京都らしくうなぎの寝床のような店内は、奥に長~いカウンターのみで、そこに丸椅子がびっしり並んでいます。でもクソ暑いせいか客入りはイマイチで、ご覧のように店の半分以上が空席の状態。
オーダーは、ノーマルのラーメン並(900円)で、オプションは麺固め、油多め、味は普通でお願いしました。
満月家で食べたラーメンがシャバく感じたので、自分の味覚が変わってしまったのかと不安になってましたが、あくた川のスープは十分濃厚でボディがしっかりしており、醤油のカドが無いまったりとした味わいは変わっておらず一安心。
多店舗展開になると、たいていのラーメン屋はセントラルキッチン化するのですが、あくた川はスープを各店で取る事にこだわっているのが偉いですよね。
麺は家系本流の酒井製麺製。サイズは並ですが麺量もしっかりあって、ライス抜きでも胃袋は満足出来ました。
具はほうれん草と海苔、チャーシューが1枚。燻製されたチャーシューは厚みがあって歯ごたえしっかり、家系らしさに溢れています。ただ、海苔は妙に歯切れが悪くて個人的にはイマイチでした。
大阪ではお気に入りだった家系ラーメン店がことごとく変調をきたしているだけに、京都での家系ラーメンの隆盛ぶりは羨ましい限り。
こちらの系列店として心斎橋に「麺屋よし川」という店があり、一度行ってイマイチだったのですが、バラつきが激しいという口コミもあり、また確認しに行かないといけませんな。どうもご馳走様!
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