今ではすっかり世間に定着してしまった「裏なんば」と呼ばれる、千日前から地下鉄日本橋に広がる個人飲食店が密集しているエリア。
そのパイオニアというべき立ち飲み店が、未だに健在であることをどっかのブログで見かけて懐かしくなり、実に12年ぶりに再訪して来ました。
古びた古民家を改装した、風呂屋の暖簾が目印の「立ち呑み にと」さん。一回りの年月が経っても雰囲気はほとんど変わっていませんね。
キリン・クラシックラガーの中瓶は550円、ビールのクーラーがオシャレですな。
アオサ入りのだし巻きが添えられた「うざく」(400円)。三杯酢が尖ってなくて穏やかな味わい。
本マグロの山かけ(550円)は、山芋がすりおろしじゃなくてみじん切りにされているのがユニーク。
鶏のグラタン(550円)は、ゴロッと大振りな鶏肉、ニンジン、じゃがいもが入っていて、ベシャメルソースの上にはクリームチーズがかかって非常にコクがあります。もちろんグラスワインを追加したことは言うまでもありません。
本当はもうちょっと本腰を入れて飲みたかったんだけど、自分らはカウンターで立ちながらなのに、年配の常連客は椅子に座って飲んでいるのが、なんか教室で立たされている気分でどうにも落ち着かず(笑)、これでお勘定にしてしまいました・・・
まあでも料理はクォリティの割に安いし、立座混在のスタイルが気にならなければオススメの店である事は間違いないですな。どうもご馳走様!






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