「鈴鳴食堂 三番館」@青木 阪神間の住宅街に登場したラーメンの超新星

神戸市
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最近オープンしたラーメン店の中では、かなり巷の評価が高くて気になっていた店。クソ暑い週末でしたが、近い内に大行列店になりそうな様子だったので頑張って訪問してきました。

阪神青木駅から北上して国道2号線との中間点という住宅街のど真ん中、集合住宅1階の店舗という超地味なロケーションながら、オープン15分前には既に6人のお客さんが並んでおり、店はカウンター8席しか無いので危うく1巡目を外してしまうところでしたよ。

メニューは塩そばや冷やしそばといったバリエーションもありますが、レギュラーメニューのトップにある「dashi わんたん中華そば」(1100円)を頼んでみました。

さて登場しました一杯を見ると、深い紅色のスープに整えられた麺線が沈み、極太メンマと青ネギの対称性も良くて美しさを感じますね。

スープはアツアツに熱せられ、どっしりした鶏の旨味に醤油の塩気、たっぷり浮かんだ鶏油のコク、煮干しのかすかな苦味と酸味、生姜の香りが感じられます。

大阪の淡麗系醤油ラーメンはやたらと甘くしがちで閉口するのですが、こちらの店主は東京の名店で修行されたそうで、甘みに頼らず素材の個性を上手く残してバランスを作り出しているところが好感度高いですな。

麺はつるつるとした伸びやかな平打ちタイプで、若干柔らかめに仕上げてスープとの馴染みを重視してあるのも今どきな関東風。

チャーシューは厚さ2mmぐらいの肩ロースで、塩気が効いたローストポークタイプの仕上がり。材木メンマは少し癖を残しながら出汁で煮込まれ、極太なのに大変柔らかいです。

3個入ったワンタンは、皮が大きくちゅるちゅるとした舌触りで、中身の餡は麹の風味がとても効いています。

いや~、これは予想以上にレベルの高い一杯。近年いただいた中では間違いなく五指に入るラーメンだと思います。今度は是非とも塩のほうをいただいてみたいですな、どうもご馳走様!

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