先日、久々に難波アメ村の洋食店「ニューライト」に行ったのですが、そういやここではいつもセイロンライスとトンカツばかり食べているなと思って、他のメニューもいろいろ探索してみる事にしました。
今でこそ、本サイトにデータをアップする時は、だいたいめぼしいメニューを試してみるのが自分ルールになっていますが、サイトをオープンさせた初期データの場合はそんなにメニューを試さず、とにかく店の数だけ揃えていたんですよね。
なので、これから何回かに分けてニューライトのシリーズを続けてみようかなと。で、まずはセイロンライスの裏に隠れたノーマルカレーから。
まあ見た目も味もそのまんまの、小麦粉とカレー粉で炒めた素朴なルーを使ったいかにもな昭和オカンカレーですな。
現在では、いろんな旨味ペーストが入った食品会社のパック入りルーを使うほうがはるかに手軽なので、こんなカレー粉そのまんまのルーは既に絶滅種と言えるでしょう。
一口目はもっさりした印象に思えるのですが、卓上のウスターソースをかけると酸味と甘み、スパイスの香りが加わり、裏にある牛肉と玉ねぎのコクがはっきり感じられるようになるのが面白いです。
そしてオムライスは、玉ねぎ入りのケチャップライスを薄焼き卵でくるみ、最後にケチャップをかけた全く何のひねりもない直球勝負の品。
今や家庭でさえ、ライスにはブイヨンやワインを使ったり、ソースはトマトソース風だったりと何かしらの工夫があるものですが、これは全てがケチャップ味(笑)。カレーと同じく、昭和の味そのまんまです。
決して美味ではありませんが、思わず昭和の大衆食堂を思い出してしまう品々。こういうメニューが変わらず残っているのは貴重ですよね。どうもご馳走様!
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