今まで本サイトには掲載しておりませんでしたが、この店に通い始めたのはもう20年以上も前の事でした。
当時は十三近辺に住んでおりまして、まだ世間では立ち飲みと言えば酒屋の角打ちが主流で、専門店は京橋や天満、西成に数えるぐらいしか無かった時代でしたね。
そんな中で、こちらは行きやすい場所にある事から良く立ち寄っていた店でしたが、それからまた引っ越ししたせいでルートが代わり、最近まではずっとご無沙汰状態でした。
今回、久々に通ってみましたが、古びた昭和そのまんまな店のしつらえ、大皿に盛られた惣菜を並べたスタイルは全く変わっておりませんな。阪神の試合があると、マスターと客が熱中するところも一緒(笑)。
唯一、店に立っていたお母さんの出番が少なくなって、代わりに若い女将さんが立つことが多くなったぐらいでしょうか。
アテはほぼ全てが手作りで素朴なものばかり。値段はだいたい260円均一で、皿にドカッと惜しみなく盛り付けてくれてボリューム満点です。
こっくり煮込まれた手羽の柔らか煮。煮汁を吸い込んだ玉子が嬉しい一品。
1人で食べるには量が多すぎる、素朴な味の手作りポテサラ。
出汁がたっぷり入った大きなだし巻き。
ちょっと火が通り過ぎてたけど、高野豆腐とえんどう豆の卵とじ。
歯ごたえのあるひね鶏を甘辛く炒めたもの。軽く100g以上は入っている感じ。
これはハムと豚肉、玉ねぎ、ピーマンの炒めもの。いかにも残り物処理風なのが家庭的ですな(笑)。
酒は、店内にある冷蔵庫からセルフサービス。缶チューハイや発泡酒が100円台からと酒屋そのまんまなお値段。
ビール大瓶はオーダー制で450円ですが、サッポロの赤星、黒ラベルが揃っているのは嬉しい限り。
まだまだ地域のオアシスとして頑張っていただきたいお店ですな!
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