ピルスナー・ウルケル@チェコの樽生を、泡オンリーの「ミルコ」で!

大阪市
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西日本に大きな被害を与えた大雨も何とか収まり、大阪もとうとう梅雨明けでビールの旨い季節がやって来ました。

とある方のTweetで、阪急百貨店うめだ本店の地下2Fにあるワールドクラフトビールバーで、今の時期はチェコのピルスナー・ウルケルというビールの生が飲めるというのを見かけて、早速行ってみる事にしました。

ピルスナー・ウルケルは、名前が示すように日本でも広く飲まれている下面発酵のピルスナータイプビールの元祖で、実に175年の歴史があるそうです。

実はこのピルスナー・ウルケル、私にとってはトラピストビールと並ぶぐらいに世界で最も好きなビールだったりするんですよね。

瓶のピルスナー・ウルケル自体は、日本でも以前から流通していましたが、私がこのビールに惚れ込んだのは、ベルリンの壁が崩れる前の時代に訪れたチェコのビヤホールで生ビールを飲んだ時です。

今の物価は知りませんが、当時の東欧は物が無い代わりに物価が安く、確かビール1杯が当時の1ドルぐらいで飲めたんですよ。

もちろん、その時はチェコのピルスナーの事なんか知らずに飲んだのですが、豊かなホップの香りと苦味、モルトの深い味わいに一発でノックアウト。貧乏旅行でしたが、予算の許す限りガブガブ飲んだ事を思い出します。

こちらのビールバーでは、ピルスナー・ウルケルを3種類のサーブ方法で楽しめるようになっています。

1つはミルコというもので、ほぼ100%泡の状態で注がれた、文字通りミルクのように真っ白な一杯。そして泡半分をハラディンカ、泡3割をナドバクラッドというみたいですね。値段は700円から100円刻みで中身が増える(笑)。

でも現地では普通に3割の泡ぐらいで飲んでいたんだけどなあ・・・と思いつつ、ネタも兼ねてミルコで行ってみる事にしました。

飲んでみると、確かに泡しか口に入らなくてビールを飲んでる気がしないですが、泡だけだと当然ながら口当たりが柔らかく、苦味よりも甘み、ホップの香りを感じます。

しばらく置いて液体になった部分を飲んでみると、今度はホップの苦味がガツンと来て、モルトのふくよかな味わいが楽しめます。

良く言えば1杯で2度美味しいとも言えますが、やっぱり旨いビールは味わうのもいいですがグビグビと飲みたいですよね~。

次回飲む時があれば、今度は泡3割のナドバクラッドで頼んでみたいと思います。どうもご馳走様!

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