先日は、身内の一周忌を済ませて来ました。あんなにバタバタ葬儀の準備やらに忙殺されたのがついこの前のようですが、もう1年も経ってしまったとは早いものですね。
本当は親父の足が悪いので自宅でしたかったのですが、とても座卓や食器の用意が出来ないために、菩提寺をお借りして法要とお斎を済ませる事に。
仕出し屋をどこにするか勝手が分からず、住職に聞いてみたらウチでは良く「井傳」さんを使わせてもらってますという話だったので、素直にアドバイスに従うことにしました。
もちろん、先方は手慣れたもので、予算と飲み物の用意だけを伝えたらあとはおまかせ。京都は本当に仕出し文化が発達していますよね。
年寄りが多いので、そんなに量はいらないという事で一番お安めなお弁当にしたのですが、それでもこんなに豪華な内容。
上段はヨコワ、鯛、イカの刺身、酒粕と白味噌の和え物、魚の味噌漬け、だし巻き、タラコの煮付け、小芋の含め煮、鯖寿司、エビフライ、かまぼこ、ご飯、奈良漬け、生麩が入った炊合せ。
お椀にも真薯と魚の団子、しいたけが入っていて丁寧な仕事です。
どれもちゃんと仕事が為されていて美味しかったのですが、特に鯖寿司は脂が乗っていて、鯖と酢飯がしっとりと一体となっていて絶品でした!
もし京都で仕出しを取る機会があれば、またこちらに頼んでみたいなと思える良いお料理でした。どうもご馳走様!
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