まだまだ終わりが見えない実家の野暮用。しばらく新型コロナウイルスの影響でストップしていましたが、また動き始めたので京都通いも再開。
この日は、荷物運びのため車で京都へ来たので、一乗寺まで足を伸ばして久々に本家ラーメン二郎の京都店へお邪魔。
本当は4連休の時に来るつもりだったのですが、店のTwitterで7/22~24までは三密対策で休みを取る事になったらしく、それならと予定を前倒しにしました。
お世話になります。急ではございますが、来週の定休日の22日から26日まで営業を自粛することにしました。既にご来店を予定していただいた方もおられると思います。大変申し訳ありません。拙い文ではありますが、主に遠方からご来店を予定されていた方に向けて、僕の気持ちを書かせていただきました。 pic.twitter.com/wvbqQP2jbj
— ラーメン二郎 京都店 (@jiro_kyoto) July 17, 2020
でもこのあたりは駐車料金が高いので、行列が出来ていたら別の店にしようと思ってましたが、昼時なのに待ち客ゼロで助かりました。
券売機を見ると、通常の「並」が200gで、多めが300gと、観光客や女性が多い京都店ならではのメニュー体系になっています。
そして今回のオーダーは「麺半分」(730円)。麺量は150gで、通常は2枚入る豚が1枚だけと、完全に女性向けのメニューですが、この年になるとこれぐらいが美味しく食べ終えられる限界ですな。コールオプションはニンニク、チョイカラで。
さてスープを一口飲むと、ラーメン荘に代表される関西のインスパイア系が総じて甘辛味なのに対し、二郎は甘さは控えめで酸味のほうが立っています。濃度は軽めの乳化でサラッとしてますが、豚とタレの旨味がドーンと押し寄せ、表面を覆うトロリとした背脂がふくよかな口当たりで、これは今までで一番大当たりの出来!
麺はラーメン荘ほど固くなく、工藤ほどデロデロでも無く、むっちりした歯ざわりで色気を感じます。野菜も同じく固すぎず柔らかすぎず、キャベツ多めで自然な甘みがアクセントになっています。
何と言っても出色なのが豚! バラ肉の巻豚で分厚く、数は1枚ですが下手なインスパイア系よりもボリュームがあります。脂身はフワトロで、赤身はしっかり肉味があって実に旨い。
ぶっちゃけ、二郎京都店は出来のバラつきが大きくてガッカリすることも少なくなかったですが、こういう時があるならわざわざ行く価値はありますよね。
京都の景観条例に引っかかったせいか店の看板は黄色から白色になってしまいましたが、今回の一杯は間違いなく関西の二郎系で一番のクォリティ、さすが二郎直系のプライドを見せていただきました。また是非寄らせてもらいます。どうもご馳走様!
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