フジオフードシステムのブランドになった「サバ6製麺所」と同様に、個人店からライセンスを資本に譲渡して店舗展開を広げている「吉み乃製麺所」。
久々に西大橋にある店に行ってみたら、当然ながら店員さんの顔ぶれも変わっており、完全に店が代替わりしたようですね。
看板を見ると、以前は期間限定で提供されていた二郎系インスパイアの「賄いラーメン」がレギュラー化していており、当然ながら二郎系好きとしては見過ごせませんでした(笑)。
それにしても、二郎系メニューを「賄い」と称するのは「のスた」の二番煎じだと思うのですが、商標関係は大丈夫なんでしょうかね?
メニューには醤油と味噌の2種類あって、味噌も気になったのですが、味噌の方は固形の豚じゃなくて挽き肉だったので、まずは醤油を食べてみる事にしました。
麺量は並で200gだったので、そのまま。野菜はノーマル、ニンニク入りのオプションでオーダー。
スープは鶏と豚から取った微乳化タイプで、ガツンとしたタレとラードの旨味と、しっかりしたスープの旨味が合わさって美味しいです。
極太麺は適度にむっちりとした硬めのコシがあって、単に太麺にしただけでなく、ちゃんと二郎系の麺を研究した跡がありますな。
野菜は茹でただけじゃなく、軽く炒めてあるようでシャキシャキと歯ごたえよし。
ただ残念だったのが豚。マッチョのような3cm角程度のウデ肉が2個で、やや固めな上に味があまりついておらずカスカスの出し殻といった風で、ここは要改善ですな~。
まあでも、資本系が作ったにしてはそこそこ完成度が高い二郎系ラーメンだと言えます。なんばラーメン一座や、日本橋にある伊吹商店でも提供されているみたいなので、興味があれば是非。
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