良い意味でアマチュアマニアが採算度外視で作っているような、直球勝負のラーメンがいただける事でお気に入りな「麺や なないち」@茨木。
気になったメニューの中で、最後に残っていた「パイタン」の宿題を消化しに、やっとこさ到来した真夏の暑さにげんなりしつつも訪問。今回はさすがにチャリで来る根性は無く、大人しく車で来てコインパーキングに停めました。
開店10分前ぐらいに着いたら待ち客ゼロ。ラーメンムックで賞を取ったほどの店なのに、相変わらずのんびりした空気が流れています。
その日のメニューは店主さんが開店1時間前ぐらいにTweetしてくれるので、パイタンがある事を確認、そして券売機で購入。
さてパイタンラーメンですが、一見すると天下一品のようにも見える黄土色の白濁スープ。でも飲んでみるとベジポタ要素は皆無でサラッとしており、魚ダシらしい香りはしますが、動物系のボディがしっかり感じられる穏やかながらも骨太なスープ。
麺はうっかり選択するのを忘れたのでデフォルトの細麺。サクッと歯切れが良い食感の低加水タイプですが、パイタンのとろみと合わせるとちょっとダルな印象。このスープには太麺のほうが合いますね。
サクッと噛み切れる極太メンマ、分厚く大きな肩ロースのレアチャーシュー、脂がじゅわっと染み出すバラ肉のチャーシュー、生玉ねぎの角切り、水菜の具はいつも通りで、麺量もしっかりあって充実度が半端ないです。
ただ、ラーメンとしての魅力、完成度という点では鶏醤油のほうが上ですかね~。この手の味は結構ありがちですし、個人的にはもうちょっとインパクトが欲しかったところ。でも750円という値段は内容からすると破格なのは間違いありません。
他にはフォアグラつけ麺というメニューもあるのですが、あんまり惹かれないんですよね・・・また次回来るとすれば、原点に戻って鶏醤油にしましょうかね~。どうもご馳走様!
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