この日は法事のために京都のお寺まで。
京阪の祇園四条駅から降りて、お寺に行く途中でどこかでランチにしようと探していたら、京都で家系ラーメンを何店舗か展開している「麺家あくた川」が、寺町京極に新しい店をオープンさせたニュースが見つかりました。
あくた川といえば、今までは同志社や京大、立命館など大学のそばに店舗を作っていたのに、いきなり繁華街のど真ん中にオープンさせたのが気になって、つい訪問してしまいました。
時間はちょうど昼時だったので、5人ぐらいの行列が出来ていました。が、回転は悪くなく程なくして着席。
券売機で、デフォルトのラーメン並(900円)に、味玉をプラスしました。麺の硬さ、味の濃さ、ニンニクの有無を選ぶオプションがあり、硬めノーマル有りでオーダー。
カウンターの向こうには、巨大な寸胴が3つあって、ちゃんと店内でスープを作っている様子が分かります。
卓上には、壺に入った紅生姜、ごま、一味唐辛子で家系というより長浜ラーメンの店のようです。
さて登場しましたラーメン。大きな海苔と、燻製されたチャーシューが並んでいるので一見家系ラーメンに見えますが、よく見ると麺は博多風の細麺で、ほうれん草じゃなくて青ネギが盛られています。
スープは豚骨がガツンと来ますが、家系のようなとろみは少なくてサラッとしていて、博多風の細麺と相まってやっぱり長浜ラーメンのイメージが強いです。
味玉は半熟でしっかりした味付け。燻製されたチャーシューは、大きさと厚みがあって食べごたえあり。でもちょっとこの麺には存在が強すぎるような気がします。麺量も少なめで、要素のバランスはイマイチ。
あまり博多風に寄せる意味が感じられなかったのですが、細麺にして客の回転を上げる狙いなんでしょうか? ちょっと個人的には中途半端なポジションの一杯だなと思いました。どうもご馳走様!
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