長居の「かみなり中華そば」で久々に煮干しが効いたラーメンを食べて、ちょっとスイッチが入ってしまってエグいぐらいの煮干しラーメンを食べたい発作が出て来ました(笑)。
まだ平日なので、昼休みに行って帰れそうな場所で探してみたら、以前に大阪つけ麺を食べた事がある「別邸三く」が、煮干しラーメン専門店になっているようなので再訪してみる事に。
メニューは、あっさり煮干しらーめん、しっかり煮干しのこくにぼらーめん、つけ麺とあり、もちろんここは一番濃厚そうな「こくにぼ」でオーダー。
出て来た一杯を見ると、いわゆるセメント系と呼ばれる灰色のスープ。飲み口は意外とサラッとしていますが、煮干しの苦味、えぐ味、生臭さがはっきり感じられます。
後味に、おそらく柚子胡椒かと思われる酸味があり、生臭みとバッティングしていて少し邪魔。最初から柚子胡椒を入れるのではなく、卓上に置いて後から加えられるようにして欲しいですな。
麺は手打ちのビロビロとした平打ちタイプで、固茹で気味で歯ごたえがある上に、並で麺量が200gあってかなりのボリューム感です。
チャーシューは5mm以上の厚みがある豚バラ肉が2枚、脂身がトロトロで醤油味がしっかり付いていて旨し。甘口のメンマもたっぷり入っています。
玉ねぎは刻みではなくすりおろしで、青ネギも小口切りがどっさり載っています。こんなに多くなくても良いような・・・ 海苔はまああってもなくてもいいかな。
つけ麺の時にも思いましたけど、こちらの料理はそれぞれの要素にパンチがあるんですが、全体のバランスが考慮されてなくて、食べ進めていくとだんだん疲労感を感じてくるんですよね。
良い意味でも悪い意味でも、当分煮干し系はいいかなと思わせられた一杯ではありましたね~。どうもご馳走様!
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