大阪のラーメン店で、B旧グルメ世界遺産店に選ぶとすれば、間違いなく天天ノ有＠住之江とこちらを挙げたいと思いますね。
第一旭関目店と、支店っぽい名前は付いていますが、おそらく暖簾分けの個人店。たかばしラーメンのようにチェーン化した系列もありますが、ここは昔ながらの値段と雰囲気がそのまま残っている貴重なお店です。
臨時休業が多くて、最近は何度か振られていましたが、梅雨の終盤にようやく再訪。外はかなりの雨が降っているのに、待ち客がいるとは相変わらず地元客に絶大な人気です。
注文は、ラーメンと「割り」と呼ばれる小サイズのさらに半分のライス。そして注文時にラーメンにはおろしニンニクを入れてもらうように頼みます。
しかしこれで合わせて600円なのだから、今どき4桁が珍しくないラーメン界からすると奇跡的なコストパフォーマンスですな～。
ラーメンは、脂分多めのクリアな醤油豚骨スープで、派手さはありませんが豚の出汁が滲み出ていてしみじみと美味しい。麺は京都風の柔らかめのストレート中細麺。
豚もも肉の薄切りチャーシューがたっぷりで、無料のキャベツキムチを盛ったライスと一緒に食べるとたまりません！
やっぱり値段も意識も高いラーメンよりも、個人的にはこういう一杯のほうがしっくり来ますなあ。今や貴重になってしまった、昔ながらの美味しいラーメン、今回も堪能させていただきました。どうもご馳走様！
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